MBAの授業の質についてだが、当然ではあるがピンキリだし、人によって感じ方も違う。トップスクールであろうが、質の悪い教授もいれば、感動する程レベルの高い教授もいる。一般化するのであれば、熟年の教授の授業ほど質の高い授業が多く、そして若手の(日…
友人からMBA批判に関して、現代ビジネスの記事を教えてもらったので、再び反論してみたい。個人ブログの内容であればいちいち反論はしないが、営利目的のサイトの文章であればがんがん反論していきます。 gendai.ismedia.jp 記事を書くときって、タイトル決…
よくあるMBAにまつわる勘違いについて論じる。以下が、主だったものだろうか?(1)MBAで人生が変わる、(2)英語ぺらぺらになれる、(3)グローバルでの人脈形成 (1)MBAで人生が変わる これはいうまでも無いが、MBA出たからといってスーパーマンには…
どういった人間がMBAを目指すべきか、といった点について個人的な意見を述べる。 ただ、やはり基本としては「本人が行きたいと思うのであれば、行くべきだ」というスタンスには変わらない。 転職したい人 転職したい人、特に異業界に挑戦したい人にとっては…
MBA不要論について、あまりにも筋の悪い仮説に基づいた記事を発見したので、紹介するとともに反論してみたい。 その記事がこれ。 blogos.com では、一言一句反論していきます。嘘です。気になる点だけ。そしてMBAに関するところだけ。 まずタイトル。「MBAで…
米国のMBAを目指す方々からよく質問される内容が差別についてだ。特に、トランプ政権誕生以降、移民抑制やネオナチの台頭などの報道が目立ち、留学生にとって不安の種となっているらしい。しかし、よほどハードコアな共和党支持(というかトランプ支持)地域…
日本は外からの目を気にする。日本人のスポーツ選手が活躍すると、現地まで赴いて「わかりやすい」現地人(アジア系じゃなく大抵「白人男性」)にインタビューする。日本発の何かがフォーカスされると、こぞって海外メディアの報道を取り上げ、さも一大ブー…
MBAは他の修士課程と比較してランキングに大きく振り回されている気がする。MBAというブランド学位を買いに来ているという意識の人間が多いからだろうか。正直、ランキングを気にしすぎるのは無駄なことだ。そもそも、ランキングの発表元によってメソドロジ…
正直言って、MBA取得に掛かるコストは異常だ。例えば、HBS Class of 2020が支払った学費は年間で7万2000ドルだ。これが2年間掛かることになるので、授業料だけで約15万ドルだ。その他にも、家賃や食費など、様々コストがかさむ。以下のサイトによる試算だと…
日本人に限らずではあるが、MBA生はプライドが高い。 トップスクールに入学する人間は往々にして華々しい経歴をお持ちであり、MBAがなくとも安っぽい言葉で表するならば「エリート」である。 そんな日本の「エリート」が世界の「エリート」に成るべく、経営…
海外MBAは必要なのか?という問いは、筋の悪い問いだ。 必要かどうかは本人が決めるべきだし、絶対に志向すべき学位などそもそも存在しない。英語で筋の悪い問いをしたときに大抵返ってくる答えが、”It depends” だが、まさにそれだ。 仮説が存在しないにも…
MBAを目指す目的で一般的に多いのが、「現地就職」である。米国のMBAに入学する多くの(米国人にとっての)外国人は米国での就職を目論んでいる。発展途上国であろうと先進国であろうと、米国のMBAを修了後はOPTを使って現地に就職し、そのままビザサポート…
社費留学は送り出す企業にとって無意味であり、即刻廃止すべきだ。一方、派遣される側としては、こんなに有利な制度は無いので活用すべきだ。 世界では稀な制度ではあるものの、日本では社費(公費)制度が存在し、年間で数多くの日本人がこの制度を利用して…
米国の所謂トップスクールと呼ばれる大学のMBAプログラムを卒業した人間が、よくある「MBAブログ」では明かさない事実(含む意見)についてつらつら書きます。 思い立った背景としては、MBAが美化されすぎている、から。物書きでもないし、アフィリエイト目…